将棋 女流棋士の問題
いろいろあったという事を知ったのはつい最近のことです。
日将連での政治的勢力分布はだいたい分かります。まあ、限度もあって「陣屋事件」の真相や大山名人のプライベートな問題は全く分かりませんが。
ちょっとweb検索したら、日将連サイドへの残留派と別法人以降派に分かれているようです。
残留派が多数のようですが、より有力(言い方は悪いですが稼げそうな人)な女流棋士が脱退する傾向があるようです。
私も棋力は低くないですが、私より弱い初級者でもTV中継を見て男性プロとの違いが分かり、つまらないと言ってました。
実行より批評が簡単なのは、どの世界でも同じ。
私は棋譜だけでは「銭の取れる勝負」ではないと思います。
しかし、普及面では人にもよりますが、どう考えてもB1クラスなんですよね。もし林葉直子が道を間違えなかったら、当時はA級並の待遇で指導対局を依頼されたことでしょう。
どういった状況なのかご説明いただけますか?
また、私の認識に事実誤認がありましたらご指摘ください。
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表面的にはいろいろと言われていますが、あまり報道されない部分を簡単に説明しますと・・・。
①ネットの影響もあって一部の女流棋士がアイドル的存在として商品価値が出てきた
②一部の女流棋士やその母親などの中に強い女性権利論者が数名存在した
③将棋連盟会長が東京都教育委員にもなっていて、強い保守派の教育制度改革を行っている
④上記保守派改革に強く反発する改革派の元代議士の弁護士がいた
こういった背景がありまして、さらにこれまでの流れを説明しますと・・・。
女流棋士の商品価値が高まりそうになったら、一部の女流棋士やその親族などが利権を求めだしたことで将棋連盟と対立するようになった。さらに、保守派の連盟会長と東京都の教育問題で元々対立していた改革派の弁護士が、利権を求める女流棋士と利害が一致するので手を組んで、女流棋士会を扇動して別法人の独立準備委員会の設置を可決させて独立案を強行推進しはじめた。
その動きに反発した連盟会長がこうした背景をリークしたことで、女流棋士会のなかでも一部の女流棋士やその親族が利権を握ることや、左翼系弁護士の手駒になることに反発した女流棋士が続々とあらわれて、独立派と残留派に分裂した。
以上が現在までの状況です。
要は利権を巡る争いと保守派と改革派の対立が絡んだ泥沼劇ということですね。
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