知人の息子さんは、小学5年生。1年前に将棋を始めました。
ずばり、将棋が強くなる方法は、何でしょうか?自分より弱い人と対局すればいい・・なんて回答は無しですよ。
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将棋四段の者です。
勉強して強くなるには、まず手筋を覚えることです。
それから短手数の詰め将棋(5手詰めくらい)をどんどんやります。
短手数の詰め将棋=終盤の手筋、です。
手筋とは将棋の基本的なテクニックとノウハウの集まりです。
強い人と対戦して、技を盗む、もしくは教えてもらうというのも
強くなる近道です。ただ負け続けるとやる気を失うので注意が必要です。
と、ここまでは普通の人が誰でも言うことですが、私の経験から
一番の近道は「負けて非常に悔しいと思う」ことだと思います。
要はライバルを作ることです。負けて悔しいと思う相手が見つかると
どうしても勝ちたいと思う気持ちから、棋力はぐんぐん伸びます。
将棋の強い人ほどすごく悔しがりです。プロも例外ではありません。
先崎八段のエッセーによると、羽生さんもタイトル戦を負けた夜、
布団で一人で泣いていたのを見た、とあります。
負けたくない、という強い気持ちが棋力を伸ばすのです。
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定跡、詰め将棋と必死、棋譜並べ、対極後には感想戦をする。などを続けていれば参段くらいまではすぐなれますよ。私は石川の将棋道場で四段で指していますが、四段までなるのに、上記の勉強法をしていましたからね。
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方法の一つとしては、自分より少し強い人と指すことです。「もうちょっとで勝てそう、なのに勝てない。」といった経験をすれば誰しも悔しいと思います。そのようなときに、強くなりたい、勝ちたい、と思えば、強くなる方法を自分で探し始めるでしょう。
ちょうど良い強さの相手を見つけるには、無料のインターネット将棋道場が手ごろです。学校の将棋部や地域の将棋道場・クラブがあれば、そこに顔を出すのも良いでしょう。
http://www.shogidojo.com
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定跡を覚える。棋譜並べをする。詰め将棋と必死。対局後には感想戦をする。強い人と対局する。などなど
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強い人とやりまくることです。
当然負け続けますが失敗のパターンが徐々に分かってきてより多くの手が読めるようになります。
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詰め将棋・必死問題をとく、
定石を覚える、
対局して感想せんをする、
の繰り返し。
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1つの戦法を極める、という方法が有効と聞いたことがあります。
まずはとにかくその戦法の駒の動きだけを憶える。
次に、駒の動きの意味を考える。
その戦法を徹底的に研究する。
それだけでだいぶ強くなれる、と。
以下のサイトも参考にしてください。
http://igo.dot.thebbs.jp/r.exe/1049971630.e40
http://choshu.hp.infoseek.co.jp/gakko01.html
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