将棋の飛車落ち定跡について・・・・・ご教示ください。

将棋の飛車落ち定跡について・・・・・ご教示ください。

飛車落ち定跡の右四間飛車について調べております。ボナンザと飛車落ちでいつも対局しているのですが、6五歩止め三間飛車では勝てるようになってきましたが、右四間では一度も勝ったことがありません（泣）。。。。。そこで将棋の賢人の皆様にご教示いただければと思い、ご質問させていただきます。。。



ボナンザに右四間飛車に組むと角行を3一角～6四角と動かれ全く定跡から離れてしまいます。3一角という上手の指し方に対する定跡は整備されているのでしょうか？？？所司先生の駒落ち定跡本にもありません。

また、ボナンザ相手の飛車落ちで右四間で勝ちきるにはどのくらいの棋力＆勉強量が必要なのでしょうか？？？？ビギナー丸出しで恐縮です。

佐藤庄平先生の飛車落ちの本には3一角は難解定跡だとしか解説はありませんでした（泣）。

|||

飛車落ちの右四間飛車定跡は、下手が勝つための定跡ではない。上手が下手に稽古をつけるための定跡なのです。駒落ちはどれもそういうものであって、下手が将棋を上手から教わるものであって、決して勝負を争うものではないのです。しかし、ボナンザなどのソフトには下手に稽古をつけるなどという意識は毛頭ない。どんな手でも使って勝とうとします。そういう態度に出られてしまうと右四間飛車定跡で下手を持って勝つのは至難の技です。将棋のレッスンとしては右四間飛車定跡は優秀です。上達に必要な要素が含まれています。しかし勝つための戦法としては全く優秀ではない。二段、あるいは三段ないとボナンザで飛車落ち・右四間飛車で勝つのは大変かも知れない。二枚落ちは裏定跡まで比較的研究が進んでいて、棋書も出版されていますが、飛車落ちはほとんどないと思います。アマチュアではプロに対して二枚落ちぐらいの棋力の層が一番分厚いということなのだと思います。そこまで右四間飛車にこだわらなくても、と思います。まさかボナンザに一生を奉げる覚悟があるわけではないですよね。