ヒカルの碁の登場人物の、葉瀬中将棋部部長の加賀鉄男ですが、彼の将棋と囲碁それぞれの棋力はどのくらいになりますか?
将棋はアマチュア有段者?それとも奨励会員並?
囲碁は院生未満とは思いますが、アマチュア何段くらいでしょうか?
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囲碁の方。塔矢アキラのライバルだった時期(彼が思ってただけのようですが・・・)が有る事から推測すると、少なくとも初段はありそうですね。
碁の方はネット碁、幽玄の間で15~13級をウロウロしてるヘボなので全く分かりません。
将棋の方は当時の中学将棋全国クラスで推測すると、アマ2~4段(地域差が結構大きかったです当事は)。
将棋の方は私も3,4段で京都の中学代表レベルの子と指した事も良く有るので大体当たってると思います。
まあ素行から察するに奨励会~プロに行く気は全く無かったようですが・・・。
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この棋譜は、実在の棋譜から取材しています。
1997年4月12日
第10期 富士通杯 世界囲碁選手権戦 第1回戦
互い先 5目半コミ出し
黒: 結城聡 八段
白: 曺薫鉉 九段
223手完 黒6目半勝ち
http://homepage1.nifty.com/tomospace/hikagokifu/kifu/kifu042c.html
棋譜を並べてみると、【白】曺9段が、若い【黒】結城8段(現NHK杯2連覇者)に、一方的に打ち回されている感じです。
【白】ヒカルが3面打ちにあせり、つまらない手を連発して、【黒】加賀に良いようにやられる感じが、とてもよく伝わってきます。
とはいえ、そこらの高段者が打てるような棋譜ではありません。
棋譜を見る限り加賀は、少なくとも県代表=アマチュア6段レベルは確かだと思います。
ちなみにアキラが、ヒカルと初対決する直前に、小学生こども囲碁選手権者(磯部秀樹?)と対局してコテンパンにやっつけてますが、この、こども囲碁選手権者のレベルが、アマチュア6~7段くらいと言われています。
海王中の岸本薫【元院生=7段以上】にわずかに及ばないことからも、加賀は【アマ6段以上】とするのが妥当でしょう。
【比較対象の基準】
関西棋院に、坂井秀至というプロ7段の先生がいます。
坂井先生は、小学生のとき子供囲碁選手権者になっており、医師をしながらも、関西棋院で結城聡さんらプロ棋士に交じって囲碁の勉強を続け、アマチュア本因坊にもなって、アマ最強と言われました。
しかし大好きな囲碁をあきらめきれず、プロの門を叩きます。
このとき関西棋院は、【飛びつき5段】といって、いきなりプロ5段からスタートすることを許しました。
つまり、アマチュア7段クラス以上の人が集まって切磋琢磨するアマチュア各種棋戦の、その頂点にいるトップアマとは、プロ4~5段相当だということです。
それを参考にすると、ヒカルと初対戦した時(6年生)のアキラの棋力は、少なくともプロ3段レベル。プロ試験に合格した時では、5段クラスだったと思います。
アキラがプロになってからの快進撃が、それを証明していますね・・・恐ろしいガキです。
親父に叱られながらも「なんとかアマ高段者」レベルの加賀では、小学校低学年のアキラにさえ歯が立たないのは当然ですし、第2局で、佐為がマジになって、大人げなく6年生のアキラを一刀両断してしまったのも当然なのです。
尚、将棋のことは分かりませんが、囲碁の強さをはるかに凌駕するレベルにあったようですから、多分【奨励会】とかのレベルなんでしょうね。
余計な話が多すぎました。
長くなって済みませんでした。
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将棋は知りませんが、囲碁のほうはヒカルが院生試験を受けた時、加賀の棋譜に注目していたのと難しい詰碁を解いていたのでアマ6段格はあると思います。
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