将棋の質問です。
後手に一手損角換わりされた時に先手の対応は棒銀、腰掛け銀、早繰り銀のうちどれが最近の流行ですか?
回答するときに自分の棋力を書いてくれると助かります。僕は将棋倶楽部24で二段くらいです。
|||
四段です。
少し前までは一手損角換わりに対しては
早繰り銀、腰掛け銀、棒銀
の順だったと思うのですが
最近は棒銀の比率が増えて
腰掛け銀よりは多いはずです
棒銀が早繰り銀よりはまだ多くはなっていないか調べたいのですが
これは結構難問です
一手損角換わりに至る手順は実は結構いろいろあり
局面だけでもかなりあります。
1.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8四歩
▲2五歩 △8八角成▲同 銀 △2二銀 373局
2.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲2五歩△8八角成
▲同 銀 △2二銀 286局
3.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △9四歩 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 88局
4.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8八角成 ▲同 銀
△2二銀 (△4二銀)56局
5.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △8八角成
▲同 銀 △4二銀 (△2二銀)55局
6.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △1四歩 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 21局
7.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8八角成
▲同 銀 △2二銀 6局
あと変則的なのは
8.
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3二金 ▲7八金 △4二銀
▲2二角成 △同 金 17局
これも後手が△3二金と戻すことになるので
一手損角換わりになります
もしかしたらまだあるかもしれません。
そして、早繰り銀、腰掛け銀、棒銀
の態度を決めるのは
▲7八金、▲6八玉、▲1六歩
などを入れてからが多いです。
この組み合わせも何通りもあります。
柿木将棋のKifuBaseや棋泉などの
類似検索を使うと一手損ではない通常の角換わり
の局面も検索してしまうので
局面検索で数を調べないといけないのですが
その局面が恐らく30局面以上あるので大変です
1~8の×(3~5)くらいの局面-(手順が還元する局面)
をしらみつぶしに調べるしかないのです。
お礼500枚あってもやる人はいないでしょうね
プロ、関係者用棋譜データベースなら
一手損角換わりと戦形分類された棋譜の中から
類似検索を使って
▲2六銀、▲4六銀、▲4七銀
を指定すればいいので簡単にできるとは思います。
勝又清和 (katsumata) on Twitter
http://twitter.com/katsumata
にでも質問したらいかがでしょうか
0 件のコメント:
コメントを投稿