NHK将棋の時間の、詰め将棋の解く時間について【知恵コイン50枚】
私は毎週毎週、詰め将棋を解かせて頂いております。
5分で3級~初段までとありますが、私は5分で解けた事が殆どありません。
それどころか、不正解を送ってしまった事もあります。
そこでお聞きしたいのが、皆さんは、詰め将棋を
どれくらいの時間で解いていますか。
やはり、短時間で正解手順に辿り着く人は
YAHOO将棋でも高い棋力にありますか?
http://games.yahoo.co.jp/games/login.html?page=shg
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私はNHK詰め将棋についていえば、ほとんどの場合、その局面がTV放映されている時間中に解けます。
「5分で何とか」は単なる目安、気休めにしか過ぎませんから、あまり意味を気にする必要はないでしょう。
ただ「5分で解けた事が殆どありません」のであれば、まだまだ実力向上の余地があるということです。
次に詰め将棋と指し将棋の関係ですが、基本的に別物です。詰め将棋の実力を活かす応用力がないと指し将棋の実力に結びつきません。指し将棋では常に時間との勝負です。詰みがあるかどうかの終盤では、秒読みになるのがほとんどです。指し将棋では誰も詰みがあるとも教えてくれないし、ましてや何手詰めとも教えてくれません。自玉との兼ね合いもあります。自玉に詰みがあるのかどうかも読まなければなりません。だから自玉が安全なら、相手玉に詰みが有っても、詰ませる必要もないということですし、自玉も絶体絶命のピンチで相手玉を詰みがなくても詰ませないと勝てない局面もあります。実際は詰みのある局面になる前に詰みを意識して読みます。たとえば、ここで相手がこう指してきたら、自分はこう応じて、そうすれば持ち駒に角が入るから相手玉に詰みが生じる、というように予め読んでおくのです。
このように詰め将棋と指し将棋は様々な面で違っています。
短時間で正解手順に辿り着くといっても、1分で解ければプロ級の問題が解ける実力があったとしても、
30秒の持ち時間では解けないことになるのです。指し将棋では、解ける解けないかでなく、詰ます必要があるのかないのかの判断と詰みがあるのかどうかを瞬時に察知する勘の方が重要な場合があります。最後まで読めなくても、とにかく制限時間内に指さなければならない。だから「短時間で正解手順に辿り着く」だけでも駄目なんです。詰め将棋の効用で重要なのは「詰みがあるのかどうかを瞬時に察知する勘」です。その為には解ける解けないは別として数をこなす方が大事なのです。
うまく説明できたかどうか自信が無いけど、お分かりいただけたでしょうか。
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今日の問題は10秒で解けた!
でも先週のは錯覚があって30分考えても解けなかった (実は詰んでいた筋を不詰めだと思っていた) ^_^
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