棋力向上・・・。
私は、学生時代、ネット将棋を指しまくり、本を何十冊と読み、詰め将棋を千以上解き、棋譜を何百局と並べべるというような、
将棋バカな毎日を過ごしました。それで、そこまでやって、ようやく町道場三段~弱い四段です。
私はずっと、まじめに勉強して、しっかり将棋と言うものを理解していけば、必ず県代表くらいになれるものだと思ってました。
つまり、将棋とは、公式があり、それをしっかり覚えればおのずと答えが出るものだとおもい、ひたすら勉強していたのです。
しかし、現実はもちろんそんな甘くなく、いつも自分の納得の行く将棋はさせません。勝っても負けても、なんだかいつもちぐはぐです。
ちなみに将棋倶楽部24でちょうど一年前に1660くらい、あとちょっとで二段まで行ったのですが、そこから就職活動で
将棋からすこしはなれて、結局現在は、2~3級で指してます。(指すこと自体、相当減ったのですが。)
詰め将棋も割りと解けるし、棋譜並べも結構すらすら並べられます。
定跡の本も、鼻歌歌いながら「なるほどね~」とあっという間に読めます。
でも、どうも実戦で頭が柔軟に働かない。自分の頭で考えている感覚がない。
新鮮味がないというか、オートマティックにさせてしまっているというか。筋っぽい手を、あまり読まずに指して、圧勝するか、ぼろぼろに負けて、イライラしておしまい。一手の重みが感じられない。
これはスランプなんでしょうか・・。それとも、実力の限界なんでしょうか・・。
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おそらく、定跡に完全に沿っているためだと思われます。
たしかに定跡を覚えて実践で生かすのは素晴らしいことですが、相手の応手が変われば定跡はあまり変わりません。
定跡を覚える意味は、単に定跡を覚えることで強くなると言うことではありません。
定跡を並べているといい筋と言うものがわかってきます。
私も四段ですが、大会などでは五段の人にもけっこう勝てます。
おそらく、実践を繰りかえしたので自分で考える力がついたからだと思います。
私の経験上、実践で上手く行かないと言うことは実践が少ないのだと思います。
大会や将棋センターで実践を積めばいいと思います。
がんばってください。
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羽生の終盤術にあるように、筋と思っても、きっちり読んで本当にそれでよいか考えて指すことが大切なのではないでしょうか。実力の限界はまだまだ先だと思いますよ。
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