将棋で、駒落ちの時に発揮される棋力と平手の棋力は別物なんですか。
平手より駒落ちの方が力が発揮出来るように見える人がいるので。
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平手と駒落ちは別のゲームだと私は思っています。
まず、上手側から。
そもそも大駒を落とすと、相手陣に直接襲いかかる攻撃なんぞ出来ないわけで、
攻撃目標は相手の飛車か角です。
飛車か角の片方を落とす駒落ちでも大駒の交換は上手怖い。
打ち込まれるスキが多いもん!
なのでジワジワと金銀を盛り上げて圧迫する将棋にしかなり得ない。
下手側から見ると、
2枚落ちは最初から上手の大駒を取る楽しみがありません。
角を交換して王手飛車なんてあり得ないわけです。
なので、飛び道具を使った派手な乱戦にはなりにくく、上手のじっくりとした攻めに対しての対処が求められるのです。
棋力が違うように見えるのは、じっくりとした棋風の人ならば、上手下手ともに駒落ちの方が実力が出るからだと思います。
反対に普段から飛び道具が好きなヤクザな将棋の方は、上手下手ともに実力を発揮し難いと思います。
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