将棋は棋力が同じ場合、玉の堅さが固く、尚且つ玉が戦場から遠い且つ、主導権を取...

将棋は棋力が同じ場合、玉の堅さが固く、尚且つ玉が戦場から遠い且つ、主導権を取った方が勝つ確率が高くなるのではないか？

将棋は棋力が同じ場合（有段者同士の戦い）、玉の堅さが固く、尚且つ玉が戦場から遠い且つ、主導権を取った方が勝つ確率が高くなるのではないか？と感じています。



その点、ゴキゲン中飛車戦法は利に適った戦法ではないかと思う。



１．玉の堅さが居飛車側より固くなる可能性が高い。

２．玉の位置が戦場からヒトマス遠くなる可能性が高い。

３．主導権を握りやすい。



従って、プロ将棋では後手番でもゴキゲン中飛車戦法の場合勝率が高くなるのではないかと思う。



なのに・・・私が指すと、なぜかどちら（居飛車、振り飛車）を持っても勝率が芳しくない（泣）

（ゴキゲン中飛車から途中で方針転換をした場合を除く）例えば2筋逆襲される場合などは指しやすい。（居飛車側を持った場合）



ただ単に棋風があってないのか？



矢倉戦、角代わり戦、四間飛車戦、三間飛車戦、相振り飛車戦、対振り飛車戦、対力戦振り飛車、対陽動振り飛車戦（ゴキゲン以外）の方が勝率が高い。（ゴキゲン中飛車戦と比べて）



横歩取り戦の方が勝率的（勝率自体は余り良くないと思う）にはまだマシだ。（ゴキゲン中飛車戦と比べて、居飛車、振り飛車どちらを持ってもの話しです）



この違いはなんだろーか？



アマ二段だがわからない。横歩取り戦なら互角の相手に10回勝負したら3勝から4勝位だが、ゴキゲン中飛車戦になるとどちらを持っても1勝か2勝に勝率が下がる。それだけゴキゲン中飛車戦法は将棋が難しい戦法と言う事かな？



誰か教えて下さい。

|||

１．玉の堅さが居飛車側より固くなる可能性が高い。

２．玉の位置が戦場からヒトマス遠くなる可能性が高い。

３．主導権を握りやすい。



この３つの考え方が間違っています。

最近、ゴキゲン中飛車に対して、居飛車のほうが堅くなる場合が多いです。

中飛車は堅さより、バランスで戦う戦法だと思います。

中飛車は左金が活用しにくい分、持久戦になればなるほど、居飛車が堅くしやすいです。

丸山ワクチンをはじめとした左美濃・銀冠・居飛車穴熊など。



序盤の変化で急戦にするかしないかの主導権は居飛車側にある変化が多いですし。



片美濃が完成したら、居飛車のちょっとした隙をつけるかつけないかが大きいと思います。





【補足への回答】



あなたは将棋に熱心ですが、棋書を読むなり、プロ棋士のブログをさっと流し読みするなり、将棋界に興味をもっていますか？

補足質問のような素朴で基本的な疑問は将棋界に関して少しでも興味があれば、自然と入ってくる情報です。



たとえば、多くのゴキ考察の中でも一番わかりやすそうなのでいくと、遠山雄亮四段の2007-4-4の記事。

ゴキゲン中飛車の勝率について図付きで考察してますよ。

ここに私が回答するよりも、的確な回答が載っております。

是非観てみてください。



ヒント：演繹、帰納という言葉の意味を考えながら読むとより納得できると思います。

|||

〉将棋は棋力が同じ場合、玉の堅さが固く、尚且つ玉が戦場から遠い且つ、主導権を取った方が勝つ確率が高くなるのではないか？



そんな事は棋力が離れていようと同じこと。当たり前です。



〉その点、ゴキゲン中飛車戦法は利に適った戦法ではないかと思う。



将棋において一番堅い囲いは居飛車､振り飛車ともに穴熊ですが理論的に振り飛車穴熊が居飛車穴熊より堅くなることは有り得ません。角がくっついているからです｡



貴方のゴキゲン､対ゴキゲンの勝率が低い理由は分かりません｡向き不向きは別として､将棋は玉が堅かろうと､主導権を握っていようと一手のミスで負けになってしまうゲームなので。